帰化にまつわるデマ2006/05/31

 在日社会には、帰化についてさまざまなデマが飛んでおり、それを信じ込んでいる人も多い。このごろは帰化者が多いので、このようなデマも少なくなっていると思ったら、次のようなデマがあることに驚いた。

>日本に住み続け、日本国籍をとる意思がある人に対してはその条件を緩和する措置を取っても良いのではないかと思います。具体的には、「三親等以内に犯罪者がいないこと」などの条件です> http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/cat_445966.html

 帰化条件に「三親等以内に犯罪者がいないこと」とあるのは、全くのウソ・デタラメである。この筆者は帰化についての基礎的知識に欠けている。

 かつては帰化すると戸籍に三代まで「元朝鮮人」とか「新日本人」と書かれるというようなデマがあった。   さらに朝鮮名で帰化申請したら、若い担当官から「良い日本人になろうとする意思がない」と言われて却下されたというデマが飛んでいた。このデマは辛淑玉さんが発生源らしい。

 デマを言いふらす人は、おそらく帰化に反対する活動家であろう。この悪意に多くの人が惑わされている事態は、全く困ったものである。

(2006・06・09追記) 上記に引用したブロクの筆者は「帰化に反対する活動家」ではありません。デマに惑わされた人ということです。