辺見庸さんの創氏改名論 ― 2007/10/06
辺見庸さんは近著『いまここにあることの恥』(毎日新聞社 2006年7月)のなかで、創氏改名について次のように説明しています。
>朝鮮人から固有の姓を奪い日本式の名前に変えさせた政策。皇民化政策の一環であり、他民族への天皇制支配を体現化する蛮行と言える。1939年、朝鮮民事令改正という形で公布され、40年から施行された。> (99頁)
このような間違いだらけの解説が、著名な人による、しかも毎日新聞から出版される本にあるのですから、ビックリ!! これでは辺見さんは歴史の勉強をしているとはとても思われないし、毎日新聞社の関係者も同様に歴史にあまりにも疎いとしか言いようがありません。
一度定着してしまった虚偽の歴史は、なかなか直すことが難しいと痛感しました。
http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/daijuunidai http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/daisanjuudai http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/dainanajuudai