私がコメントしない訳2014/03/06

1、 以前は議論が大事だろうと思って、本ブログで投稿いただいたコメントに対して、こちらもコメントしてきましたが、このようなことすることが無駄だと悟り、昨年10月よりこちらからコメントをしないこととしました。

2、 コメントの投稿の全てではありませんが、レイシズムや不勉強のもの、およびこのブログを利用しての自己宣伝のようなものが多く、議論が生産的でないからです。

3、 あるコメント投稿者は韓国・朝鮮に対して批判的な文章ばかりを見つけようとする傾向があります。 いわゆる嫌韓・反韓です。 

4、 私は韓国・朝鮮をトータルに理解せねばならないと考えています。 以前はその妨げになっていた左翼・革新系の人たちの主張を批判してきましたが、今は逆の嫌韓・反韓の動きが大きく、これが韓国・朝鮮をトータルに理解するのに大きな妨害者となって現れています。 その弊害は左翼・革新系よりはるかに悪質と言わざるを得ないほどのものです。 嫌韓・厭韓投稿者を「レイシスト」「レイシズム」と呼ぶ所以です。

5、 嫌韓・厭韓コメントを投稿する人は、ほとんどすべてが具体的な体験を持たず、また研究や研鑽をすることもなく、インターネット上で得た知識や嫌韓雑誌・嫌韓本の記事だけに安易に拠っています。 こういった知識を得たならば、それが正しいのかどうか、その根拠は何かについて、図書館へ行くなりして資料や論文を探して読んで検証しなければいけないものを、そんな努力を全くしようとしない人たちばかりです。

6、 例えば特別永住資格を問題にするのなら、126-2-6、4-1-16-2、4-1-16-3が何の数字かを当然知っていなければなりませんが、全く知らないし、知ろうともしません。 あるいは特別永住と協定永住についてインターネットで間違いの解説がされているのですが、それをそのまま信じている人もいます。 これで「特別永住反対!」を叫んでいるのですから、呆れるしかありません。 昔、安保条約の条文を全く読まないで「安保反対」を叫んだ左翼・革新系のレベルと変わりません。

7、 また韓国での取引で10ウォン以下単位の差額支払いを「ケンチャナヨ(結構です)」として断わられたことでもって 「韓国人はいい加減」の根拠として、まるで鬼の首を取ったかのごとく特書大筆する人もいます。 しかし韓国は20年以上前から10ウォン以下の硬貨は通用していません。 だから現金取引で10ウォン以下のやり取りは、例え銀行でも物理的に不可能なのですが、それを知らずに 「だから韓国はいい加減なのだ!」という主張を声高く言うような人にはうんざりします。レイシストだからそうなんだと納得せざるを得ませんでした。

8、 レイシストでも在特会とかに関係する人、あるいはその傾向の人のコメント投稿が多いです。 在特会は街頭で「死ね」「殺せ」「ゴキブリ」などと叫ぶ集団です。子供がこんなことをしたら、周囲の大人たちが ‘そんなバカなことをするな’ と、たしなめねばならないものですが、子供ではなく、いい年をした大人がやっています。

9、 彼らはこれまでどんな教育や躾を受けてきたのでしょうか。 そして彼らはこの醜悪な言動を確信犯的にやっていますので、単に叫ぶだけでなく実践に移す可能性が十分にあります。つまり在特会は犯罪者集団化への道を歩んでいるレイシスト集団と判断できます。 このような集団とは、これに同調・同情する人も含めて、一切関わるべきではありません。  公安当局が介入して、彼らが行動に移すことを事前に阻止することを祈るのみです。

10、 レイシストたちは大言壮語=法螺が多いです。「韓国にものを言わせてやる」なんて言っても、韓国語ができないでどうして「ものを言わせる」ことができるのでしょうか。ただ日本国内で日本人相手に日本語で吼えているだけです。

11、 レイシストですから自分たちのことは棚上げにして他民族への悪罵ばかりが出てきます。自分の本名を明かさずに匿名ばかり使いながら、他に対して「通名禁止!本名を名乗れ!」と迫るのは頭の構造がどうなっているのか疑わざるを得ません。これもやはりレイシストだからと納得しました。

12、 不勉強な人の投稿が多いのにも困ったものです。以前でしたら、それは間違いですよ、と指摘したり議論したりしてきたのですが、これもバカバカしくなりました。

13、 私とコメント投稿者との間は、教師と学生という関係でもなく、またお金を頂くお客様という関係でもなく‥‥そんな人の投稿をこちらが無理に読む義理はないと悟りました。こちらに役に立つものだけを読むようにします。

14、 以上により投稿されたコメントは、悪質なものや役に立たないものは公開しないようにするとともに、これからも私からコメントして議論することを控えることにします。私の意見は本文記事で出すようにします。