「レイプ事件」考、それは泣き寝入りではなく自殺だった2010/08/19

 この数日ほど、拙HPのアクセスが急に多くなりました。

 何事か?と調べたら、NHKの討論番組「日本の、これから ともに語ろう 日韓の未来」で、崔洋一監督が一般参加者の発言に対して、「36年間にわたる植民地支配がそれによって肯定されると いう考え方(を持つ人)は、基本的に歴史を語る資格がない」と発言。  これについて小倉教授がたしなめたにも拘わらず、崔監督は居直った、という経過があったようです。

 これが2ちゃんねるで、大きな話題となり、その過程で拙HPの{第87題 暴力にみる民族的違和感} http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/daihachijuunanadai にある崔監督の発言が取り上げられました。そのために拙HPのアクセスが急増したということのようです。

 ところで、この拙稿において、被害者の女性は「泣き寝入りした」と書きました。この文を書いたのは1994年でしたが、その時はそういう情報だったのです。(なおHPにアップしたのは2006年3月です)

 ところがかつて民族差別を闘う運動団体のリーダーだった佐藤勝己氏は、それどころではなく「自殺」があったことを報告しています。

>1970年代の初頭であった。民族差別問題に熱心に取り組んでいた都内某大学の女子学生グループがいた。彼女らはある在日韓国人青年を呼んで勉強会を開いた。その青年は、贖罪意識を煽って次々と女子学生の体を犯した。遂に、チューターの女子学生が自殺するという悲劇が起きた。他にも幾つか似たような事件が起きている。‥‥贖罪意識を利用して日本人女子学生の体を弄ぶ在日韓国・朝鮮人が今もいるかもしれない。>   佐藤勝巳「映画パッチギLOVE&PEACE”の欺瞞を切る」(『現代コリア475号』2007年10月号 42頁下段 ) http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2008/03/07/2708813

 拙論では「泣き寝入り」としましたが、実態はもっと酷いものだったということです。

 なお佐藤氏の文章の引用のなかにおける省略部分には、次のようなくだりがあります。

>日本人女性の贖罪意識を扇動して、女性に貢がせヒモのような生活を送っていた在日韓国人一世もいた。