韓国に親北民主政権=人民革命政権が樹立される可能性2012/02/01

 拙論 「 朝鮮が統一すれば? 」 http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2011/05/28/5885675

 のコメントのうち、2011年9月18日付けの拙論で、  「韓国国民が冷静さを失って、革命政権樹立を選択してしまう可能性はゼロではないと考えています。」 と論じました。

 まさか、もう先進国の仲間入りしようとしている国がそんなことがあり得るはずがない、と考える方が多いと思います。

 しかし、先のソウル市長選挙で、デマ情報によって当落選が左右されたという事実があります。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120201/kor12020107350000-n1.htm

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120131-00001254-chosun-kr

 デマ情報を流したのは民主勢力(=左翼・革新系)の人ですが、それよりもこんなウソに市民が簡単に騙されて、選挙を左右してしまうという体質が問題です。

 とすると、今後の国会議員選挙や大統領選挙においても、親北民主勢力の候補を当選させるために、デマを流すことが十分に考えられます。そして、本当に当選してしまう可能性も大いにあります。

 「韓国国民が冷静さを失って、革命政権樹立を選択してしまう」 という拙論は、決して荒唐無稽なものではありません。

勝てる相手を選んで闘争していた「差別語糾弾闘争」2012/02/19

 1970年代のことですが、「鮮」は差別語であるとして、糾弾する闘争が始まりました。

 その一人である梁泰昊さんが、確か文芸春秋だったと思いますが、そこが発行する本のなかに「鮮」が使われたとして抗議し、出版社側はその本をすぐに回収して、社内で梁さんを講師とする研修を行ないました。

 その時、梁さんに「朝鮮の略称として『鮮』を使うのは、警察や自衛隊関係の本、右翼の本などに多数出てくる。そこには闘争しないのか?」と問うたところ、「そうなのだが‥‥」と全く気がありませんでした。

 私はそういう所だからこそ、さらに闘志を沸かすものと思っていたのですが、全くその気配がありませんでした。

 その時、差別語糾弾闘争は、相手がすぐに謝るだろうと思われるところ、つまり闘争の勝利を得やすいところを選んでるんだなあ、と知ることができました。

 「闘争」において、相手が最初から強気で反応しそうな所は避けるというのは、それなりに合理性があるでしょう。しかし「社会から差別という不合理をなくしていこう」という考え方からは外れるように思えました。

 それ以前に、「鮮」が何故差別語なのかを、十分に納得させるほどの解説がありませんでした。今もありません。

 例えば朝鮮史において、14世紀の高麗末~朝鮮初期を「麗末鮮初」という呼ぶのは、韓国の歴史書にも出てきます。これは日本でも朝日新聞社の本にも出てきます。また岩波書店の本でも、朝鮮の略称としてカタカナ書きで「セン」が出てきます。これらは古い本ではなく、ここ十年ほど前の近年の本です。

 差別語糾弾闘争とは一体何だったのか? 今でも疑問に思っています。

(参考) http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/dainijuuyondai

http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/dairokujuunidai

http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/dainanajuukyuudai

http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/hyaku11dai