日本の‘いい加減’2013/10/01

 結局、豊田有恒さんの著作『韓国が漢字を復活できない理由』は、その詳細を検証してみると、かなり‘いい加減’なものであることが分かりました。豊田さんでさえこうなのか、残念だ、という思いです。

 彼の著作を取り上げたのは個人攻撃ではなく、この日本で発行されている本は検証してみると ‘いい加減’なものが実に多い、ということを言いたかったのです。

 つまり日本人でも‘いい加減’は多いのです。例えば、日本の鉄道技術は世界最高だと言われていますが、この度のJR北海道の事件は‘いい加減’そのものです。日本の‘いい加減’は幾らでもあるのです。

 自分の‘いい加減’を棚に上げて、他国・他民族を‘いい加減’だと非難する方がいますが、いかがなものかと思います。

コメント

_ パタソン ― 2013/10/01 21:49

誰が他国をいい加減だと言っているのか、我が事を棚に上げているのか、私には分かりません。ただ、豊田さんの著作一冊やJR北海道を挙げて、ほら日本人もいい加減でしょう、と結論づけるのは随分と乱暴だなと感じました。こういう話で納得する人がどれだけいるんでしょうか。

_ mahlergstav ― 2013/10/03 09:43

日本も「いい加減」なところはあります。所詮、レベルの問題ではないですか。

某国の「いい加減さ」は度を越しているので、揶揄するわけです。在特会等の暴言は、単に活動をコントロールできていない問題ですが、某国のヘイトスピーチは意図的で計画的と思わざるを得ない。まさに、レベルの問題です。

JR北海道が「いい加減」というのは、言いすぎですね。鉄道システムという巨大システムに通じているとも思えない人が安易な物言いをするのは如何なものか。よく調べて物を言わないと、辻元様も豊田さんと同じ扱いになります。

_ (未記入) ― 2013/12/11 00:15

中国、韓国を擁護する人達に多くみられる傾向ですが、一般的な話をせずに、特殊な例を持ち出して極論に落ち着けますよね。
例えば日本だって電車の時間が遅れる事がありますが、それをもって遅延が当たり前の他国の電車の運用をいい加減と言うなと言われましても・・・。
もちろん自国の非に全く目をつぶっている訳ではないですし、記事の真偽も確かめずに都合の良い記事に飛びついて信じる人達が最近多いのは、自分としても懸念はしています。

_ (未記入) ― 2014/01/17 15:34

いい加減という言葉が誤解を生みます。
それぞれの国において重要視する点が違います。日本の場合は時間の正確さについて重要視します。そのため時間のためなら人の命なんて気にしないということも出てきてしまうことがあるような気もします。例えば以前のJR福知山の脱線事故。あれは時間に重きを起きすぎた結果だと感じました。
海外の国によってはよく鉄道がトラックワークで止まりますがその多くがストライキだそうです。そこで重視されているのは労働者の権利ということになりますよね。
日本のLCC エアアジアが全日空と仲違いしたのも安さを重視するエアアジアと安さだけでなく正確な運行を重視した全日空との考え方の違いとも思われます。(まぁエアアジアが赤字解消できなかったのはやはり日本人の時間の概念の細かさがあると感じますが...)
だからどの国が優秀というのではなく見つめる先が違うという感じ方で捉えるのが良いのではないかと思います。

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