新大統領は「反日」を緩めるかも ― 2017/03/15
韓国の今後について、拙論で
「韓国国民内の対立は尖鋭化するだろう、しかしこの対立を解消して国民が一つになることができるのは「反日」(慰安婦や竹島など)だけであり、次期政権は反日を強く打ち出すだろう」
と予測しましたが、朴大統領派は中高年が多く、若者が少ないですねえ。 これでは、この勢いは先細りするでしょう。 とすると、韓国内の対立は尖鋭化することなく、次期の進歩=左翼系政権は安定した運営が出来ることになると思われます。
安定していれば、「反日」を実践する必要はなくなるでしょう。
大統領有力候補の文在寅さんが進歩=左翼だから、より厳しい「反日」政策を行なうと予測する向きが多いです。 しかし最悪の日韓関係と言われた時代は、李明博から朴槿恵にかけての保守系政権の時でした。 金大中・慮武鉉の進歩=左翼政権時代の日韓関係はそれほどでもありませんでした。
おそらく文在寅さんが大統領になるでしょうが、慮武鉉政権時代の対日本政策を踏襲して、保守政権時代のような激しい「反日」政策をとらないだろうと思います。
そして新政権が、何かでつまずいて不安定になった時に、厳しい「反日」政策をとるだろうと予測します。