『週刊朝日』が「親の因果が子に報い」を主張 ― 2012/10/17
『週刊朝日』が、大阪の橋下市長について 「救世主か衆愚の王か 橋下徹のDNAをさかのぼり本性をあぶりだす」 と題する記事を出して、ちょっとした話題になっています。
内容は橋下市長の父親のことです。父親が同和出身でヤクザであったということで、その関係者を取材したりして記事にしています。
橋下市長がまだ物心もついていない幼児時代に、この父親とは縁が切れているのですが、そのDNAは受け継いでいるというのが記事の趣旨のようです。「親の因果が子に報い」の思想そのものですねえ。
いくら橋下憎しとはいえ、ここまでやるのか!と、ビックリです。この論理によれば、橋下市長の子供もこのDNAを受け継ぐので、とんでもないことをするだろう、となるでしょう。
またDNAはすべての人間が持っていますから、悪人のDNAを持つ人間は子々孫々末代に至るまで悪人ということになりかねません。
『週刊朝日』という雑誌はそんなに低俗ではないのですが、今回ばかりはねえ。