飛鳥会事件―「心から謝罪」は本当か? ― 2007/02/24
飛鳥会事件をはじめ、同和にからむ事件について、解放同盟大阪府連が「心から謝罪」をしたそうです。(2006年9月9日) http://blhrri.org/topics/topics_0181.html
このなかで事実関係で明白な誤りがあります。
>小西氏と暴力団関係者との不透明なつきあいは事件発覚まで継続されており、相当の額が暴力団の資金源にまわっていた事実が発覚している。こうした行為は、部落解放運動を隠れみのにしていたといわざるを得ず、そのことを見破れず是正できなかった指導責任は重大である。>
この飛鳥会=解放同盟飛鳥支部については、かなり以前に仕事の関係上、付き合わざるを得ないことがありました。その時に周囲から出てきた噂が、山口組との関係でした。
1985年に四代目の竹中組長が吹田にある愛人宅のマンションで暗殺された時、このマンションの名義人が解放同盟飛鳥支部長の小西邦彦でした。 そして山口組と中野会でしたか、激しい抗争が勃発した頃、1997年9月この飛鳥支部に銃弾が撃ち込まれました。これは新聞報道されています。 これらは単なる噂ではなく、事実でした。
解放運動に無関係で、偶然付き合わざるを得なかった私ですら、これぐらいの情報はすぐに入手しました。 また2002年に発行されて大きな話題を呼んだ『同和利権の真相』(宝島社、今は宝島文庫にあり入手しやすい)のなかに、小西は「山口組系金田組組員」として明記されています。
つまり解放同盟が支部長小西と山口組との関係をこれまで「見破れなかった」と言うのは、虚偽であるということです。知っていながら放置・容認してきたというのが本当のことでしょう。 同盟の「心からの謝罪」は信用できるものではありません。
http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2006/05/27/382079 http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2006/05/26/381520
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。