拙ブログへのビックリ批判2020/09/09

 http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2020/08/13/9278142 のコメント欄に、次のような批判投稿がありました。 9月8日13時34分付け。 読みやすいように二段に分けます。

土地測量事業を始めたのは、朝鮮総督府の土地調査局・とち調査委員会と言うのはどこが作った組織ですか、日本でしょう。あたかも、日本政府っが直接関与していないとの言い回しをされているのですが

あなたたちの歴史観そのものは、日本中心に世界が回っているという、実に身勝手な思考でおられるようですが、植民地化を併合といい、安重根を暗殺者という。まず、日本は朝鮮半島を侵略したということを認めないあなた方のような日本人がいる限り、相互理解の道はまずないということが言えます。近隣アジア諸国、とりわけ韓国、北朝鮮は日本を心底から信用することができない、警戒感が解けないのは、あなたの文書から見ても歴然とします。

 これはそれ以前に、投稿者が土地調査事業を施行したのが東洋拓殖であり勉強しろと言われたので、それは朝鮮総督府土地調査局ですよと指摘しました。 その反論が今回の「どこが作った組織ですか、日本でしょう。あたかも、日本政府っが直接関与していないとの言い回し」ですから、ビックリですね。 この方の歴史知識がどれほどのものか、推測できます。

 また「あなたたち」「あなた方」とは、複数でこのブログを運営していると考えておられるようです。 何故こんな勘違いをされたのか、どこを読んでこんな勘違いをしたのか、不思議としか言いようがありません。 おそらく勝手に想像して決め付けただけのようです。 要するに、ちゃんと読でいないということでしょう。

 私が「身勝手な思考」をしている根拠に「植民地化を併合といい、安重根を暗殺者という」を挙げておられますが、「安重根を暗殺者」だなんて、拙ブログでは書いたことがありません。 ここは捏造としか言いようがありませんね。

 また大韓帝国を「併合」という名前で植民地化したのは歴史的事実であって、何故これを書くことが「身勝手な思考」になるのか、全く理解できません。 なお日本人の一部に、韓国を併合したのであって植民地化したのではないと主張するヘンテコ論者がいますが、こんな人間と勘違いされたのですかねえ。

 「近隣アジア諸国、とりわけ韓国、北朝鮮は日本を心底から信用することができない、警戒感が解けないのは、あなたの文書から見ても歴然とします」とあります。 「北朝鮮」を信用できないことは書いていますので、この部分に関してはその通りです。 逆に北朝鮮を信用できるとする投稿者にビックリですね。 それ以外の「近隣アジア諸国、とりわけ韓国」に関しては、どこをどう読んで「信頼できない」と判断されたのか、首をひねります。

 結局、拙ブログを読まないで、勝手に「日本は朝鮮半島を侵略したということを認めない」「近隣アジア諸国、とりわけ韓国、北朝鮮は日本を心底から信用することができない」と決め付けて、批判しているだけですねえ。

 こういう人がいるというだけで、一つの勉強になりました。