韓国建国の原点となる建物 ― 2008/07/26
今年は韓国建国60周年ということで、韓国では行事が多いようです。
韓国の新聞『朝鮮日報』7月16日付けでは、建国の歴史の解説をしています。そのなかで、「大韓民国建国60周年の起点となった1948年8月15日中央庁での政府樹立宣布式」というキョプションの写真を掲載しています。
この「中央庁」の建物は、朝鮮総督府庁舎だった建物です。これは日帝の植民地支配の象徴で屈辱的だとして、1995年に解体撤去されました。
しかしこの建物が韓国の建国の原点であるという歴史事実を見れば、この解体撤去は韓国建国の歴史をも否定するものであった訳です。
解体撤去された建物の一部は、現在は独立記念館の敷地内で無残な姿をさらしています。 http://www.tanken.com/dokuritukinen.html
韓国にとって、自国の建国よりも、植民地支配否定の方が大事だったということになります。
こうなると韓国人の歴史観あるいは愛国心とは一体どういうものなのかについて、ちょっと理解出来ないというか、大きなギャップを感じます。