外国人参政権要求-最終目標はやはり国政参政権2010/09/12

 かつて拙論で、在日の地方参政権要求運動の「最終目標は国政参政権」だと論じたことがあります。

http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/dairokujuukyuudai

 これを書いたのは、十数年前の1990年代初めで、拙HPに掲載したのは6年前の2004年でした。

 ところで最近の毎日新聞に、民主党の代表を選ぶ選挙に外国人党員が参加したことに関連して、金光敏さんという在日が次のような所論を発表しています。

http://mainichi.jp/area/osaka/news/20100911ddlk27070356000c.html

  記事の題名は「総理大臣を選ぶ民主党代表選 ◇外国籍党員も貴重な一票 景気回復や地方参政権への期待込め」となっており、さらに所論の中身ににも  「今回は民主党の代表選でありながらも、内閣総理大臣を選ぶことから、初めての政治参画に心高ぶらせた在日コリアンも少なくない。」とあります。  外国人でありながら、よその国の最高責任者を選ぶことに関与するのですから、当然のことながら「心高ぶる」ことでしょう。

 彼の主張では、最終目標は地方参政権ではなく、国政参政権だということです。ならば、いつまでも外国人であり続ける意味は一体何だろうか?という疑問を抱かざるを得ません。

 一方で韓国では2012年からは、海外居住僑民にも大統領選挙や国会議員比例代表選挙の選挙権を与えることになっています。従って在日は自国の国政に関与する権利を得ました。

 在日がさらに日本での参政権を要求するのは、いかがなものかと考えます。