終戦時、朝鮮での強姦事件2017/03/22

 終戦=朝鮮解放時、植民地だった朝鮮でも強姦事件が多数発生しています。 北朝鮮ではソ連軍が進駐しましたからソ連軍人による強姦事件、南朝鮮では米軍が進駐しましたから米軍人による強姦事件です。またこれ以外に、朝鮮人による強姦事件も多数あったようです。

 資料は京城で、終戦の半年後の昭和21年1月のものですから、すでに米軍政がひかれていた時期です。ですから加害者はおそらく米軍人、ひょっとしたら朝鮮人ということになります。

 日本女性の強姦被害は、もっと知られていいと思います。特に 戦争と性の問題に取り組んでいる人が、これにあまり関心を向けないのは、いかがなものかと思います。

 資料は手書きで旧文体の「候文」ですから、読み難い方もおられるでしょう。 下記に書き出してみました。 「候」は「そうろう」と読みます。「です」「ます」の意味です。

謹啓 前略

 京城 岸の寮収容所 患者○○○○ は暴行による妊娠三ヶ月と診定 つかまつり候、

 しかるところ、当地 罹災民病院の器械類はほとんど没収せられ手術不可能の状態にこれあり候、

 よって御面倒ながら貴地 九大産婦人科に連絡の上、しかるべく 御処置願い上げ候。

  一月二十六日  産婦人科医    京極佐市

罹災民病院 御中

コメント

_ 辻本 ― 2017/03/25 20:25

 「診定」という言葉は当時のだけの言葉かと思っていたら、今でも行政用語で一部使われているようですねえ。

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