金正日委員長、父と同じ病気で急死2011/12/19

 北朝鮮の金正日国防委員長が亡くなりました。

 この人の肩書について、10年程前に論じたことがあります。 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/dainijuukyuudai

 ところで、彼の死因について「心筋梗塞と心臓ショック」と報道されています。‘おや!’と思ったのは、私だけではないでしょう。

 17年前の1994年に、父親の金日成主席が亡くなった時も、その死因が「心筋梗塞に心臓ショックが重なった」とされました。つまり、親子が全く同じ病気で突然死したことになります。

 また死後の措置についても、父の金日成の場合と同じく、病理解剖を行なったとか、外国からの弔問を受け付けないとか、報道されています。

 今度の金正日の死に当たっての取り扱いが、父親の場合を踏襲するのは分かるのですが、死因までが同じというのがちょっと理解が出来ないところです。

コメント

_ 在特会 ― 2011/12/19 23:42

独裁者がまた一人死にました。
苛政は虎よりも猛なり、建国当時北朝鮮の人口は2000万人とされていました。

その後、発表もないせいか、現在に至るも2000万人と引用されています。

1990年代の飢餓、2000年代の飢餓、万年不作ですから、飢餓状態が続いているはずです。

従来、国民を特権層、中間動揺層、、敵対層と3分割して支配していましたが、
続く飢餓で敵対層などはとっくに滅びているはずです、抑圧されていたわけですから。
動揺層も人口増加できる状態とは思えませんから、
増減しなかったと仮定すると、

人口2000万が変わらないのなら、特権層が2倍程度に増加したはずです。
人口増加率3%とすると20年で2倍、2%増加率でも30年で2倍になります。

結局、かつての動揺層は最下層に虐げられる層となり、特権階級の半分は下層へ突き落されたはずです。

すなわち、特権をはく奪された労農党と軍部の下層階級が
革命を起こせるかどうかです。

空腹で戦うのは難しい。

どうなりますか、歴史の次の一手を注目しています。

_ 金李朴 ― 2011/12/20 23:32

金正日が心筋梗塞で急死したとしても、何ら不思議ではない。彼は糖尿病を長年患っており、過去には脳梗塞(ないし脳出血)のエピソードもある。糖尿病という病気は動脈硬化を促進し、大小の血管をボロボロする。糖尿病の三大合併症も基本的には血管障害が原因である。当然のことながら、糖尿病の患者は心筋梗塞のリスクも高い。
一般的な2型糖尿病は遺伝傾向がかなり強いことでも知られている。父の金日成もでっぷりとした体格であり、息子と同様に糖尿病を患っていた可能性は十分にある。たとえ金日成が糖尿病でなかったとしても、美食を原因とする肥満と高脂血症は動脈硬化を促進し、心筋梗塞のリスクを上げる。さらに、金父子はともにヘビースモーカーであったとの情報がある。喫煙も動脈硬化の促進因子である。
以上より、金父子が同じ急性心筋梗塞を原因とする心原性ショックで急死したとしても、何ら不自然ではない。

あなたはいつも生半可な知識で朝鮮民族を揶揄しているが、今回の記事はさすがに失笑ものである。ちなみに私は在日韓国人医師である。

_ 辻本 ― 2011/12/21 03:16

>以上より、金父子が同じ急性心筋梗塞を原因とする心原性ショックで急死したとしても、何ら不自然ではない。

  そうですか。医学の知識はありませんが、北朝鮮のことですから、どこまで信じていいのか?と思いました。 医学的にはあり得ることでしょうけど、果たしてどうか?と考えています。

  拉致被害者たちの死因についても、北朝鮮の発表がほとんど信じられないのと同様です。
 
>あなたはいつも生半可な知識で朝鮮民族を揶揄しているが、今回の記事はさすがに失笑ものである。

  生半可な知識の拙文をいつもお読み頂き、ありがとうございます。


  ところで、金日成も今度の金正日も、亡くなった直後に病理解剖したことになっています。普段から優秀な医者が付き添っているなかでの、しかも予想されたような病気で亡くなっているのに、何故「病理解剖」か? という疑問もあります。
 韓国では、変死や不審死でも家族たちが解剖を嫌がる傾向が強く、これは朝鮮民族(韓民族)の生死観によるものと言われています。
 従って北朝鮮の権力者たちの解剖については、同じ民族なのに何故? という疑問です。

_ 辻本 ― 2011/12/23 10:42

毎日新聞のコラムで、金日成・金正日親子の同じ死に方について疑問を呈する記事がありました。

http://mainichi.jp/select/opinion/kaneko/news/20111222ddm003070120000c.html

>そっくりな死に方=金子秀敏
>2回の発表文があまり似ているので不自然な感じだ。
>死亡発表が金日成主席死去のときとまったく同じ内容になったのは深謀遠慮があってというより、思考停止に近い状態だったのではないかという印象をうける。

 私と同じような疑問を持つ人は少なくないようです。

_ 金李朴 ― 2012/02/05 20:34

かなり前の記事に再びコメントですが、お許しを。

あなたの紹介している毎日新聞の記事は既に削除されているので、あるブログにコピーされているものを読んだ。しかし、死因としての「心筋梗塞」を疑う内容は含まれていない。逆に、『心筋梗塞だったことを強調するのは、敵対勢力による毒殺や爆殺だという「デマ」が飛ぶことを防ぐためではないか。』と書かれている。しかも、記事を書いた人間は恐らく医者ではないだろう。よって、医学的内容にはまったく触れていない。もっときちんと記事を読むべきだろう。

あなたは、病理解剖というものは死因不明の際にだけ行われると勘違いしているようだが、そのような例は逆に少ない。死因は明らかでも、疾患の進行具合、治療の有効性などを確認する目的で、病理解剖はしばしば行われる。つい十数年前までは、研修指定病院の条件として、剖検率30%以上という基準があった。つまり、院内で死亡した患者の30%以上を病理解剖せよということである。いくら10年以上前のこととは言え、死亡した患者の30%以上が死因不明などということはありようもない。

やはりあなたは生半可な知識で朝鮮民族を揶揄している。北朝鮮の言うことに真実は無いと決めてかかっている。

_ 金李朴 ― 2012/02/05 21:13

勘違いされるといけないので、補足します。
原文では、「デマ」に鉤括弧は付いていません。強調する目的で私が付けました。

_ 辻本 ― 2012/02/06 09:20

金李朴様、ご投稿ありがとうございます。

 毎日新聞の記事は、やはり金日成・正日親子の「そっくりな死に方」に対する疑問でしょう。

>北朝鮮の言うことに真実は無いと決めてかかっている。 >

 北朝鮮の言うことは先ずは疑ってかかる、それから検証して事実を探っていく、これは当たり前のことと思っています。

_ 辻本 ― 2012/02/06 10:33

 日本の報道では「病理解剖」とされていますが、その朝鮮語の原文は「부검(剖検)」です。これは解剖一般を指すものです。つまり「剖検」の訳が「病理解剖」として報道されていました。

 私も「剖検(解剖)」=「病理解剖」の思っていたのですが、違っていたのですね。ご指摘ありがとうございました。

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