「独島」名称の由来2017/04/21

 韓国の有力紙『朝鮮日報』の2017年4月17日付けのコラム記事に、「『独島』の名称の由来」と題するコラムがありました。 「独島」は日本では「竹島」で、領有権で対立してい島ですから日本に関係するものなのですが、何故か日本語版にはありません。 ここで訳してみて、参考にしてほしいと思います。 まずは原文です。

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2017/04/16/2017041601759.html

우리말의 어원과 한자학을 50년 넘게 연구해온 진태하(81) 선생의 '漢字學全書(한자학전서)'를 읽다 보니까 여러 가지 재미있는 내용이 많다. 어느 한 분야에 10년을 전념하면 프로의 세계에 입문하게 된다. 20년을 하면 강호에 나가서 일방적으로 얻어맞지는 않는다. 맞기도 하지만 때리기도 한다. 30년을 하면 대가의 반열에 오른다. 50년 정도 하면 접신(接神)의 경지에 도달하지 않나 싶다. 학문적으로 접신의 경지에 도달한 인물과 대화를 나누다 보면 구구절절 배우는 게 많다.         진 선생의 주장 가운데 '독도(獨島)'의 이름이 어떻게 해서 독도가 되었나를 밝힌 부분이 흥미롭다. 원래는 '독섬'으로 불렸다는 것이다. 고대에 이 섬을 지나다니는 뱃사람들이 붙인 이름이다. 섬에 나무가 없이 바위로만 주로 이루어졌기 때문이다. 돌(石)의 방언이 '독'이다. 우리나라 중남부 지방의 사투리에서는 '돌'을 '독'으로 발음한다. 독도는 경상도와 전라도 뱃사람들이 이 섬을 지나다니다가 붙였던 이름으로 추정된다. 이렇게 오랫동안 '독섬'으로 불려오던 이름이 대한제국 시대에 한자 이름으로 바뀌면서 '石島'로 되었다. 그러다가 다시 소리 나는 대로(借音表記) 바꾸었다. '독섬'이 '獨島'가 된 것이다.           일본에서는 독도를 竹島로 표기한다. 대나무가 있는 것도 아닌데 왜 竹자를 넣었을까? 대나무의 원산지는 동남아시아인데 점점 북상하여 중국 남방으로 올라왔다. 중국 남방에서는 竹을 'tek'으로 발음한다. 이것이 일본에 들어가서는 종성(終聲)을 분리하여 발음하는 습관에 의하여 '다케'로 발음이 되었다. 한국에 들어와서는 입성(入聲)이 탈락된 뒤에 들어와 '대'로 발음하게 되었다는 것이 진 선생의 주장이다. 우리나라 뱃사람들이 '독셤'이라고 발음하는 것을 일본 사람들이 듣고 전하는 과정에서 '도케시마'로, 이것이 다시 '다케시마'로 정착되었다. 다케시마를 일본식으로 표현하면 '竹島'가 된다. 독도에는 대나무가 전혀 없으므로 竹자가 필요 없다. 우리말의 '독섬'을 일본 사람들이 소리 나는 대로 전하는 과정에서 '다케시마(竹島)'로 되었다는 게 이 책에 나온다.

 日本語訳です。

韓国語の語源と漢字学を50年以上研究してきた、チン・テハ(81)先生の「漢字学全書」を読んでみると、いろいろと面白い内容がたくさんある。ある一つの分野で10年専念すればプロの世界に入門するようになる。20年すれば世間に出て一方的に批判されるばかりではなくなる。叩かれるが、こちらから批判することもある。30年になれば大家の一人になる。50年ぐらいになると、神の領域に近づているのではないかと思う。学問的に神の領域に到達したような人と対話をすれば、一言一言に学ぶことが多い。

陳先生の主張のなかで、「独島」の名前がどのように独島となったかを明らかにしたところが興味深い。元々は「ドクの島」と呼んだというのである。古代にこの島を行き来した船乗りたちが名付けた。島に木がなく、主に岩ばかりであったためである。ところで「トル(石)」の方言が「トク」である。韓国の中南部地方の方言では「トル」を「トク」と発音する。独島(トクト)は慶尚道と全羅道の船乗りがこの島を行き来した時に呼んだ名前と推定される。このように長い間「トクの島」と呼ばれてきた名前が大韓帝国時代に漢字の名前に変えて「石島」になった。そうしているうちに、発音の通りに書き表す‘借音表記’に変わった。「トクの島」が「独島」となったのだ。

日本では独島を「竹島」と表記する。竹があるわけでもないのに、なぜ「竹」の字を入れたのか?竹の原産地は東南アジアであるが、段々と北上して中国の南方にやって来た。中国南方では「竹」を「tek」と発音する。これが日本に入ってきて、終声(言葉で子音で終わること)を分けて発音する日本の習慣によって「タケ」と発音するようになった。韓国では、入声(k,p,tの子音で終わること)が脱落して「テ」と発音するようになったというのがチン先生の主張だ。韓国の船乗りたちが「トクの島」と発音するのを日本人が聞いて伝わる過程で「トケシマ」に、これがさらに「タケシマ」として定着した。タケシマを日本式に表現すれば「竹島」となる。独島には竹が全くないので、「竹」の字は必要ない。韓国語の「トクの島」を日本人が聞いたまま伝わる過程で「タケシマ(竹島)」になったというのが、この本に出てくる。

 まとめてみれば、韓国の船乗りは元々「トル(石)の島」と呼んでいたのが、方言によって「トクの島」となり、これが「独島」と表記されるようになった。 日本人は韓国人が「トクの島」と呼ぶのを「タケシマ」と聞いて「竹島」と表記するようになった。 こういうことですね。

 どんな史料や根拠に基づいているのか分かりませんが、韓国ではこんなことを言っている人がいる、ということで、何かの参考になるでしょう。

 【竹島関連 拙稿】

『朝鮮日報』のお粗末記事―歴史資料の誤読  http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2012/10/22/6609737

コメント

_ (未記入) ― 2017/04/21 17:16

山口雄略と言う方が竹島・独島の語源の謎について説明していましたので紹介します。

竹島を韓国側領土だと主張する韓国側は、最近妙な説を言い出したらしい。
「韓国地名学会」なるアカデミーが、「ドク(独)」という韓国が命名したネーミングが「タケ」に音韻変化したのであり、
元々韓国が付けた名前で、日本語の「タケ(竹)」はその訛りに過ぎないという訳だ。

  つまり
  ドク(独)→トク→タク→タケ(竹)・・・ということらしいのだが。

 私としては領土問題以前に、このようなデタラメかつ、低レベルな説を唱えられては、不愉快でしかたないので、
声を大にしてその間違いを「訂正」したいと思う。
 それではなぜデタラメなのか説明したいと思いますが、その方法は意外と簡単で、「竹・独」の語源を追求すれば全て解けます。
つまり、「竹・独」って何だ?

ポイント
※結論を言うと、韓国アカデミーの説は180度の全く逆で、「竹・独」の語源は、完全に「日本語」だということ。
ヒント
※「竹・独」島の語源を解く鍵は何と「東京にあり」、東京の地図を広げてよーく見て見よう。
東京から「竹・独」島を解く
 日本でも有名な魚市場があるのは「築地」・・・TUKIJI
 その西隣は「竹芝」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・TAKESHIBA
 東隣は「勝どき」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・KACHIDOKI
 さらにその隣は「月島」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・TUKISHIMA
 さらにさらにその隣は「佃」・・・・・・・・・・・・・・・・TUKUDA
すでにお解かりかと思うが、全て「TK」(又は濁音訛りのDK)なのだ。
※私はこれらを「TK地名」と呼んでいる。

TK地名の持つ意味は
「TK」の語源・意味は「ツク(る)」であり、最も的確な漢字表記は「作(る)」。
そして発音は「サク」ではなく、あくまで訓読みの「ツク」なのだ。
ややこしいのは、古代、漢字の無かった頃、ツクシマ、ツクドなどと発音されていた地名が、漢字表記されるようになって、
本来「作」と表記すれば良いものを「築・月・竹」などと色々な漢字に当てたため複雑になってしまったのだが、
根本は「~を作る」の「ツク」なのである。
それでは何を作っていたのか
答えはすでに出ている、それは勝どきの「勝」。
意味は発音そのままで「鍛冶」

つまりこの地域は古代「鍛冶」地域だったことが解る。

ポイント
※竹・独島もこの原理と全く同じ、語源は「ツク」で意味は「作る」
それではそれぞれ音韻変化の流れを示してみよう。

竹・・・・・ ツク(作) → タク → タケ

独・・・・・ ツク(作) → タク → トク → ドク

結論は、竹・独ともに「日本語」である「作る」が語源

竹島領土問題に対するネーミングの起源
 韓国アカデミーが音韻変化を持ち出して「起源」を探ろうとしたことは、賞賛したい。
竹・独は日韓ともに「発音の当て字」だからだ。すなわち発音を探れば語源が解り、さらに起源が解る。
しかしながら「意味」まで解らないと真のネーミングの語源は解らない。
韓国アカデミーは正当なる根拠を提示したのだが、なんとその根源は日本語だったのだ。

つまり韓国はシャレにならない墓穴を掘った事になる

この問題で重要なのは、日韓ともに「バカ丸出し」だということだ。
私に言わせれば
「そんなに重要な島ならば、島名の語源ぐらい研究して把握しろ」ということ。

_ (未記入) ― 2017/04/22 12:52

不要なコメントのような気がしますが、私の認識が間違いかどうかを辻本様に教えていただきたく、投稿します。

本記事の呼称に関する議論は、「いわゆるドク島,または竹島ないしリアンクール岩として知られる島」の日本名が、古来より「竹島」であったという前提のもとに進められているように思います。

しかし、例えば日本の外務省のHP(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/g_ninchi.html)に示すように
「現在の竹島は,我が国ではかつて「松島」と呼ばれ,逆に鬱陵島が「竹島」や「磯竹島」と呼ばれていました」「1905(明治38)年,これまでの名称を入れ替える形で現在の竹島を正式に「竹島」と命名しました。」
が、基本認識と思います。

すなわち、「竹島」の語源で論議しても、何も領土問題に関して影響がないばかりか、50年の研究者という肩書に傷がつくだけのものと思います。

日本の外務省は信頼性がないかもしれませんが、辻本様が関連として紹介されている、
『朝鮮日報』のお粗末記事―歴史資料の誤読  http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2012/10/22/6609737
にも 鬱陵島を本島としたうえで、竹島を
「また本島の真東に約50海里行ったところに三つの小島がある。俗に「リヤンコ島」と言い、日本人は「松島」と言う」
と記載されていて、「松島」を前提として議論しなければならないと思います。

発音が似ているからということで起源を主張するダジャレ遊びは、例えば、わっしょいの語源がワッソとか、ヘブライ語とかをはじめ多々あって酒の上のネタとして楽しいです。

しかし、竹島でダジャレネタをやるとすれば、「松島」と「独島」でやってもらわないと、超時空ネタになってしまいます。

そういえば、竹が生えてないのに「竹島」というのはおかしいってな主張が過去にありました。なんとかならないかな。

_ 辻本 ― 2017/04/23 03:31

>私の認識が間違いかどうかを辻本様に教えていただきたく

 私には詳しくない分野ですから、何とも言えません。

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