古代文化の記事に「独島(竹島)」が出てくる韓国の新聞2012/04/15

 韓国の『朝鮮日報』のなかに、「新聞は先生」という子供向けの記事が連載されています。4月12日付けでは、古代の百済文化の記事です。その冒頭文を訳してみました。

独島が自分の土地だと教科書で主張した日本が、政府の報告書でも同じ主張を繰り返して問題を引き起こしています。我が祖先が彼らに、より進んだ文物を伝えてあげたのだが、彼らは意地を張るので、もどかしく腹が立つほどです。今日は日本に先進文化を教えてあげた百済時代をたずねて、公州に行ってみましょうか?〉

 1500年も前の百済を説明するのに、いきなり現在の問題である「独島(竹島)」が出てきます。「独島(竹島)」は日本海にあって、百済とは反対側ですから、何の関係もないはずなのに何事か?と思って読んでみたら、  百済は日本に先進文化を教えてあげた恩人であるのに、「独島(竹島)」を自分の土地だと主張するとは‥‥!。この恩知らずめ!  という趣旨のようです。

 子供向けの記事に、こんなことを書くとはねえ。おそらく韓国では、このようなことが子供の時から刷り込まれているのでしょうねえ。  困ったものです。

コメント

_ izumi ― 2012/04/17 01:12

まったく同感です。
過去は過去、現在は現在なのであって、現在の価値観で過去のことをどうこう評価するのは実に下品なことだと思うのですが、この記事の記者さんにはそういう感覚はないようですね。
日本が百済と関係が深かったことは事実だと思いますので、どちらが文化的に優劣だったかとは関係なく、百済には個人的に親近感を感じます。
しかし、あくまでも「古代の百済人」に敬意を払うわけであって、現代の韓国人に敬意を払うかはまた別問題なのですが、、、。
人間一般の倫理観からいって、こういう先祖の功績にタダ乗りしてあぐらをかき、隣人を下賤呼ばわりするバカ息子は白眼視されるものなのですが、韓国では例外なのでしょうか。そんなことはないはずですが、日本絡みのことになると自浄作用がなかなか発揮されないのだとしたら、それは日本が原因ではなくて、韓国内部に問題があるとしか思えません。
時間がたてば、次第に改善されると信じたいですが、こういう記事が大新聞に堂々と掲載されるようでは、なんというか、、、本当にため息しか出てこないですね。

_ 日本国公民 ― 2012/04/17 17:32

 自国の文化的優越性を誇って、他国を貶めるのは、非常に危険ですね。日本の物を「韓国起源」と偽るのも同じ。かつて、ナチスドイツ時代「ウラリンダ年代記」なるすべての文明がゲルマン起源と称するバカ話が流行したが、現代の韓国と家族的類似があるのは、国家、社会に他者を貶める偽造神話を後押しする傾向がある事です。国内だけならまだしも、外国までそれを押し付けはじめたら、摩擦、衝突は避けられないでしょう。予感ですが、日本と韓国は軍事的紛争が起きるかもしれません。日本国民として敵対的な隣国を警戒し、国内の「在日」とそのシンパを、注意深く観察していくしかないのでしょう。

_ 河太郎 ― 2012/04/18 17:05

以下の引用を読むと、韓国人の対日観の一面を示しており、韓国人と付き合う前に知っていないと、相互理解が不可能になりますね。勿論、劣等感の裏返しでしょうが、韓国人の主張に耳を傾けるのがアホらしくなります。
●呉善花『攘夷の韓国 開国の日本』(文春文庫39~41頁)
「以下、高麗大学教授・崔在錫『百済と大和倭の日本化過程』(一志社刊1990年ソウル)が論ずるところの大和の発展過程をざっと紹介しておこう。

5世紀はじめの韓半島では、高句麗と百済の間で激しい戦闘が引き起こされていた。その時期に、戦禍の苦しみから逃れようと多数の百済人が、大和へ集団移住して定着していった。それが403年から405年の間のことで<弓月の君が百済から120県の人民を率いてやって来た。>などの『日本書記』の記事がその集団移住を証拠立てている。

韓民族は北九州をはじめ、倭の各地に住んでいたが、大和倭の建設は集団移住をとげた百済人の手によって、このときからはじまった。こうして、大和倭は百済の植民地として栄えていった。

5世紀の大和地域における百済人と日本原住民との関係は、大航海時代以後のイギリス人とオーストラリアのアボリジニ、あるいはイギリスと北アメリカのインディアンと同じものだといってよかった。日本の原住民には満足な衣服もなければ文字もなくまったくの原始状態にあった。」

_ izumi ― 2012/04/19 12:03

河太郎さんwrote
>5世紀の大和地域における百済人と日本原住民との関係は、大航海時代以後のイギリス人とオーストラリアのアボリジニ、あるいはイギリスと北アメリカのインディアンと同じものだといってよかった。日本の原住民には満足な衣服もなければ文字もなくまったくの原始状態にあった。」

呉善花さんは親日な発言をする人なので、極端な韓国人教授の意見を紹介した可能性はありますね。
ヤマト王権を百済の植民地と言うのならば、百済本国とヤマトの間に植民地支配の管理機構があったことを証明しなければならないと思いますが、多分、永久に不可能だと思います(苦笑)。

私がこの種の御説開陳で気に障るのは、引用したように例えで持ってきたアボリジニや北米インディアンまで「原始状態」と簡単に言い切るところです。
仮にアボリジニが衣服や文字の点で他の文化に劣っていたとしても、彼らの優れたヨット製作技術や航海術はどうなるのか? ブーメランのように航空力学的に優れた武器を作り出していた技術はどうなのか? それでも「原始状態」と言い切るとはどういう根拠なのか? 丸一日、その教授には問い詰めてやりたいです。
このような切り捨て方をするひとが、本当に真摯に考古学を研究できるのか、大いに疑問を感じます。
この種の人たちは、自分の民族が他の民族よりも優れているという自己満足を得るために歴史を研究している、と批判されても仕方がない気がしますね。

もっとも、こういった軽薄な学者は、朝鮮民族の専売特許ではありませんので、世界中どこにでもいます。
日本人の中にもいますので、注意しなければなりません。

この教授の意見は公平な視点を欠いたものと思いますが、悲しいことに私自身が個人的にお付き合いした韓国人たちの中にも、似たようなこと(※「韓民族が大和民族に文化を教えてあげた。大和民族は韓民族の弟です」)を言う人は多いように感じました、、、(苦笑)。
私は「韓民族を兄だと思ったことはありませんが、隣人同士仲良くできたらそれに越したことはないと思います」と返答してましたが、、。

_ 在特会 ― 2012/04/19 22:42

韓国は歴史をねつ造し、嘘を日本に押し付けているだけです。

たとえば独立門。 韓国人は日本から独立したのを記念して作ったと教育されるそうです。  嘘ですわね。

日韓併合前、韓国は中国の属国ではなかったと教育されます。
かつての旗に「中国属国」と書いたあったーこれも認めません。
ハングルは総督政府が教科書を作り学校を作り教えた。

腹が立って、絶対認められないようですよ、韓国の歴史書には書いてありません。

古田博司いわく、朝鮮の歴史とはこうあるべきがあって、その証拠を集めてくる。当然整合しない。都合の悪い事実は捨てる。李王朝の昔から変わらない。

_ 河太郎 ― 2012/04/19 23:24

izumiさん曰く
>呉善花さんは親日な発言をする人なので、極端な韓国人教授の意見を紹介した可能性はありますね
この教授の喩えは極端ですが、韓国の歴史教科書を見ると、古代日本に対しては殆どが「~してあげた」となっており、韓国人には素直に受け入れられるだろうと想像しています。テレビでも同じようなものであることを呉善花さんは書いていますね。

>このような切り捨て方をするひとが、本当に真摯に考古学を研究できるのか、大いに疑問を感じます。
日本の学問の基準から言えば、とても学問とは言えないでしょう。

>この種の人たちは、自分の民族が他の民族よりも優れているという自己満足を得るために歴史を研究している、と批判されても仕方がない気がしますね。
京城紡績という朝鮮民族資本の企業の1919年創業からの歴史を書いたエッカートはその著『日本帝国の申し子』 で同じ様な事を書いていました。「彼らの研究においては、論理よりも日本の行為を糾弾することで得られる感情的満足のほうが重要視されているようだ」と。

>韓民族が大和民族に文化を教えてあげた。大和民族は韓民族の弟です」)を言う人は多いように感じました、、、

日本人からすれば朝鮮は中国大陸からの単なる中継点にしかすぎないのに、と思うのですがね。

私は韓国人の特徴の大きな柱は、上下関係でしか考えない、と理解しています。このモノサシで見ると多くのことが納得いきます。韓国では黒のセダンが小型車よりも遥かに多い、初対面でも出身大学を相手に聞く、酒場で社長サーンと呼ぶと皆が振り向く、整形が盛ん、など。韓国ではなにしろオリンピックの入場式で国を紹介する時にGDPも付け加えるし、韓国を世界5位の産業大国という言い方もしますね。韓国人には、何代も続くソバ屋、ウドン屋、大工、職人など到底理解できません。ある程度成功したら皆社長になりたがり現場には立たないそうです。

_ 辻本 ― 2012/04/30 02:43

品のない投稿は公開しません。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック