熱海土石流災害に強制捜査―同和の闇に迫れるか2021/10/30

 去る10月28日に、杜撰な盛土工事を施工して熱海土石流災害の原因を作った会社を静岡県警が家宅捜索し、強制捜査に着手したことが報道されました。  https://www.jiji.com/jc/article?k=2021102800604&g=soc

 報道を読む限り、この会社の社長が自由同和会の神奈川県本部の会長であったことが報道されていません。 これは事件を解くのに非常に重要な事柄だと思うのですが、なぜかマスコミは報道しませんねえ。

 記事では、この会社が行政からの指導に全く従わなかったことが書かれています。

小田原市の不動産管理会社は2006年、土石流の起点部分の土地を取得。熱海市から、県土採取等規制条例に基づいてたびたび工事や土砂搬入の中止要請が行われたが、10年6月ごろまで盛り土造成を続けた。同社は市に対し、盛り土の高さを15メートルと届けながら、実際は3倍余りの約50メートルにまで上ったという。土地は11年2月に現所有者に売却された。

市は危険性を認識し、11年に安全対策を強制的に行わせる措置命令の発出を検討したが、防災工事が始められたため、発出を見送った。

 行政はたびたび中止要請などの指導を行なったのに、会社はそれに従わないで工事を強行したということです。 そして行政はそれに対処せず、結局は黙認したのでした。

 何故このようなことになったのか、そこに「同和の闇」があると私は見ています。 同和業者が行政とどういう関係にあるのか、特に同和団体(解放運動)と結びついた同和業者が行政に対してどのような態度を取ってきたのか、行政は指導を無視する強引な同和業者に何もできないという状況がなぜ生まれたのか。

 熱海の土砂崩れ災害解明のカギは、そこにあると考えています。 警察は熱海市や静岡県にまで強制捜査を延ばして、同和の闇を明らかにしてほしいと考えています。

 私がそう考えるに至った経緯については、下記の拙稿をご参照ください。

熱海土石流―「同和」の体質と恐怖 https://tsujimoto.asablo.jp/blog/2021/07/26/9401762

同和企業の思い出 ―熱海土石流災害を見て http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2021/07/11/9396847