これが「真摯に反省」? ― 2006/05/27
マスコミは大阪市の飛鳥会事件について、解放同盟が「真摯に反省」の弁を述べたと報道した。
>「真摯に反省」解放同盟府連が機関紙で見解 飛鳥会事件
部落解放同盟大阪府連は、同府連飛鳥支部長で財団法人「飛鳥会」理事長の小西邦彦容疑者(72)が業務上横領容疑で逮捕されたことについて「逮捕された事実について真摯(しんし)に反省し、関係者に心からの謝罪を明らかにする」との見解を、22日付の機関紙「解放新聞大阪版」に掲載した。
見解では、大阪市開発公社が飛鳥会に運営を委託していた駐車場事業は同和対策事業ではなく、解放同盟の飛鳥支部も関与していないことを強調し、「同和をかたり、個人が利益を得ているとすれば、エセ同和行為であり、断じて許されない」とした。また、小西容疑者が府連の会議に二十数年参加したことがないことを示し、「府連として強い指導力を発揮できなかった点は真摯に総括したい」とした。> http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200605190055.html
小西は同盟の支部長という要職にあり、この地位にあるからこそ犯罪が可能だった。駐車場事業が30年も継続したのは、この地位があるからだ。彼は真正同和の人間であって、エセ同和でない。 しかし解同大阪府連はこの事件が小西の個人犯罪であり、わが同盟は関係ないという見解である。組織を防衛するためにはここまで醜悪なことを言うのか、という感想を持つ。 府連は昨年、幹部によるセクハラ事件が発覚している。 これで「真摯に反省」というから、信じることはできない。