韓国の二重国籍容認2008/09/07

 韓国では二重国籍を容認する方向で動いているようです。 http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=3782&thread=04

 この記事のなかで気になることは、

>二重国籍保有が可能になれば、秋山のように数世代にわたって韓国籍を保持してきた在外韓国人が、国籍問題で悩むことは大幅に減少するものと見られる>

という部分です。  日本の国籍法では、帰化する場合、原国籍の放棄をせねばなりません。つまり在日が帰化するには、韓国国籍を放棄することが条件になります。記事では、韓国は在日が日本に帰化しようとしても韓国国籍は離脱しない、とするようですので、在日は日本には帰化できないことになります。  これでは二重国籍容認ではなく、他国への帰化阻止ということになります。

 また二重国籍が >国籍問題で悩むことは大幅に減少する> ということになるのかどうか。二重国籍の問題点は拙論で論じました。 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/daisanjuusandai  二重国籍は新たな悩みを作るように思えるのですが‥‥。

多謝!!アクセス50万!!2008/09/12

1999年8月 HP開設

2001年2月10日 アクセスカウンター設置

2002年2月10日 1万7千(設置1年)   同年3月25日  2万   同年10月20日 4万

2003年2月10日 5万6千(設置2年)   同年3月9日 6万   同年6月17日 8万   同年9月22日 10万

2004年1月11日 12万   同年2月10日 12万6千(設置3年)   同年4月25日 14万   同年7月26日 16万   同年11月7日 18万

2005年1月30日 20万   同年2月10日 20万3千(設置4年)    同年4月11日 22万   同年6月24日 24万   同年9月1日 26万   同年11月9日 28万

2006年1月26日 30万   同年2月10日 30万4千(設置5年)   同年4月9日 32万   同年6月22日 34万   同年8月28日 36万   同年11月11日 38万

2007年2月4日 40万   同年2月10日 40万1千(設置6年)   同年5月7日 42万   同年7月29日 44万   同年11月17日 46万

2008年2月10日 47万1千(設置7年)   同年4月3日 48万   同年9月9日 50万

これだけの方からご訪問いただきました。ありがとうございます。

日本は単一民族か多民族か2008/09/27

 新しく就任した中山大臣が「日本は単一民族」と発言して、マスコミからかなり批判されているようです。 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/120091.html

 拙論ではこのことについて、第103題で次のように論じました。 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/daihyakusandai

>(日本は単一民族か)

 日本の場合では、アイヌや沖縄の歴史と伝統の違いを見るならば「単一民族国家は虚構」となります。しかし彼らが明治以降に日本語を母語とし、言葉だけでなく意識も全て日本語を使い、そしてまた彼ら自身が日本国家と運命をともにしてきたという歴史を見るならば、日本は「単一民族国家とも言える」となります。

 従って「単一民族国家は虚構」と一方的に決め付けるのは間違いでしょう。>

 また同論考では中国の単一民族志向について、次のように論じました。

>(中華民族 ― 中国の単一民族志向)

 「中華民族」とは、少数民族を含めて中国国民を総称する言葉で、孫文がすでに使い始めていますから、100年近い歴史のある言葉です。「“民族”をキーワードに世界を読み解く」(13頁)と豪語するこの本が「中華民族」に全く言及しないのは、いかがなものでしょうか。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E6%B0%91%E6%97%8F

 「民族」というものは「明確な基準がない」(8頁)ものです。だから、融通無碍に使うことができます。

 「中華民族」は中国国民の総称ですから、中国は単一民族の国家という意味になります。中国が国内に少数民族の存在をもって多民族国家としながらも、同時に「中華民族」という単一の民族国家だという理念を主張しているのは、「民族」という言葉のもつ融通無碍性によるものです。>

(参考) 第67題 単一民族国家と差別   http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/dairokujuunanadai

高句麗―韓国か中国か2008/09/28

中国東北地区(満州地域)から朝鮮北部にかけて、紀元前後~7世紀の歴史に登場する「高句麗」、この古代国家の歴史が韓国と中国の間で摩擦が続いています。

>韓国と中国の歴史摩擦の現場 中朝国境の高句麗遺跡

 韓国と中国の歴史紛争の現場になっている中朝国境の鴨緑江流域では、韓国色排除で“中国化”が着々と進められている。とくに紛争の焦点になっている高句麗の歴史に関して、有名な「広開土王(好太王)碑」では韓国語(朝鮮語)のガイドが禁止され、不満の韓国人観光客をよそに中国人観光客でにぎわっていた。また中朝国境にまたがる白頭山(中国名・長白山)観光でも、朝鮮族自治州を経由しない西ルートが開発され、あらゆる施設でハングルが消えつつある。(中国吉林省集安 黒田勝弘)

 朝鮮族が多く住む国境地帯におけるこうした現象は、中国当局が将来の民族トラブルに備え「韓国(朝鮮)人の民族主義感情を事前に封じ込めておく狙いからだ」と韓国側では受け止められている。

 古代、朝鮮半島北部から中国大陸にかけ広大な地域を支配した高句麗(紀元前後~7世紀)については、韓国では昔から韓民族の国家とされてきた。しかし近年、中国では「中国の地方政権」として中国史に組み込む作業が進められ、韓国との間で“歴史紛争”になっている。

 高句麗の城跡や王陵など多数の遺跡が残っているのが鴨緑江中流の吉林省集安。そのシンボルが5世紀初に建てられた「広開土王碑」で、高さ6・4メートル、重さ45トンの巨大な石碑に、高句麗の歴史が約1800字の漢字で刻まれている。

 碑文には当時の倭(日本)の活発な活動が記されているため日本でも昔から関心が高く、碑文の解釈をめぐって今も日中韓で研究や論争が続いている。

 石碑は現在、中国政府の手で国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録され、ガラス張りの建物で保護されている。建物内部では高句麗風の民族衣装を着た中国人女性ガイドが中国語で説明してくれるが、韓国人観光客の韓国語ガイドは禁止という。韓国人観光客には必ず中国人の警備員が付き、監視の目を光らせている。

 このため韓国人団体客の中には、石碑の裏手でひっそり(?)同行者による韓国語の説明を聞く風景も見られる。「もともとわれわれのモノなのに、なぜわれわれが肩身の狭い思いをしなければならないのか」と憤慨する声も聞かれる。

 集安は近年、高句麗遺跡ツアーの韓国人観光客でにぎわっている。市内にはこれを目当てに北朝鮮直営のレストランもあって韓国人観光客に人気だ。しかし「広開土王碑」を含めすべての遺跡で、説明などの表記は漢字になっていてハングルは見当たらない。

 中朝国境を旅行する韓国人たちは高句麗への郷愁などからよく「満州はわれわれの土地」と気炎を上げる。このため中国当局は韓国人観光客の言動に神経をとがらせているといわれ、鴨緑江の源流になる白頭山でもガイドは「頂上で『大韓民国万歳!』は絶対やらないでほしい」と厳しく注意していた。 >

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000563-san-cn

こちらは当事者でありませんが、歴史・国家・民族を考える上で、非常に興味深い事態と言えます。まさに、拙HPのタイトル「歴史と国家 雑考」の格好のテーマです。

拙論では、下記を参照ください。

http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2007/09/22/1812668

http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/dainijuunidai