特別永住制度の経過(再録)2017/02/28

 在日の特別永住制度がどういう経緯でできたのか、そのことを知らないで、この制度に反対する主張があります。 なかには「戦後の混乱の中でできた」といかいうような、トンデモ主張する人もいます。 平成の時代にできたものが「戦後の混乱」とは、もうビックリするしかありません。 特別永住制度の経緯について、おさらいのつもりで、10年前のものですが、拙論を再録します。

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 在日は1952年の平和条約発効にともない、日本に継続して居住しながら日本国籍を離脱した人たちです。 彼らの法的処遇は126-2-6から始まります。

 この法律では「別に法律を定める」までは、在留資格・在留期限を定めることなく、日本に在留できるというものです。 これは従来通りに、自由にかつ無期限に日本に滞在できるというものです。 しかし「別の法律」を定めるべきと明記されたにも拘わらず、長年定められませんでした。

 その子供はどうするのか、この時の法に定めがなかったので、出入国管理令にある「その他」の在留資格の一つとして4-1-16-2が定められ、そのまたその子供はどうするのかとなり、4-1-16-3が定められました。 しかしこれらは「その他」ですので、あくまで特殊例外的な位置づけです。

 1965年に日韓条約が締結し、これにより在日のうちの「韓国籍」のみに協定永住が認められることになりました。 さらに協定永住者以外の在日に永住権を与えるための「特例永住許可」という制度も設けられました。 これは申請して許可を受けるものです。

 つまり在日は、その歴史的由来は同じであるにもかかわらず、126-2-6、4-1-16-2、4-1-16-3、協定永住、特例永住等々の様々な法的地位に分かれるという複雑な状況になりました。

 時代を経るとともに複雑化してきました。 そのまま放置すれば、これまでと同様にその場限りの処置を繰り返すだけになり、さらに複雑化していきます。 その最大の原因は、1952年の法律第126号に「別に法律を定める」と明記されているのに、制定してこなかったことです。 この点で、日本側の不手際を指摘しておきたいものです。

 特別永住はこのように複雑化した在日の法的地位の問題を解決するものとして定められたものです。 40年前に「別に法律を定める」とされたことが、ようやく定められたのが特別永住です。

 以上が特別永住の経過の簡単な概略です。 特別永住制度は在日の法的位置づけの問題を解決したと言っていいものです。

 ところがこのような経過で成立した特別永住ですが、「特権」「身分差別」「貴族制」というような言葉で否定する方が現れたのには驚きます。 特別永住は外国人のなかで最も恵まれた在留資格ですが、それでも日本国民という法的地位には及びません。

 特別永住制度をなくせという運動が登場していますが、余りにも非現実的なものです。 一部の在日活動家の主張に対抗しているだけの運動に止まればいいのですが、これがすべての在日に対する対抗的あるいは嫌悪的主張となっている傾向が強く、困ったものだと思います。

http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2007/08/25/1750381

在日の特別永住制度 (再録)2017/02/26

 在日の特別永住制度をなくせと主張する人たちが政党を立ち上げるようです。 特別永住制度について、かなり誤解があるようなので、かつての拙論を再録します。

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   在日の特別永住制度は、在日が不当に獲得した「特権」だとして否定する人がかなりいます。これは間違いだということは、これまで何遍も繰り返してきました。

 おさらいすると、特別永住制度は複雑化し不安定化していく在日の法的処遇を安定化させたものです。

 在日の法的地位は1952年の法律126号に始まりますが、この法律は「別に法律を定めるまで」の間の臨時的なものでした。しかしこの「別の法律」が長年作られることなく、その場しのぎで過ごしてきたため、在日の法的地位は複雑化・不安定化していったのです。つまり日本側の怠慢だったのです。

 これを解決したのが1991年の「特別永住制度」です。つまり1952年に「別に法律が定めるまで」と明記していたのが、1991年になってようやく定めたのです。

 従ってこの制度は在日の要求によってできたのでなく、日本の都合に よるものなのです。126系列の在日には、特別永住資格を「自動付与」 つまり本人の意思を確認することなく、強制的に付与したのです。

 これを「特権」だとして否定する人が本ブログに投稿することがありましたが、彼らはインターネットに出てくる、自分に都合のいい情報だけをひたすら集めて信じているようです。こうなると、もはや狂信者と変わりないものです。

http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2013/06/14/6864389

北朝鮮国籍2017/02/24

 金正男暗殺事件の犯人グループについて、日本のマスコミは「北朝鮮国籍」と記してます。

 10年以上前のことでですがですが、拙論で「北朝鮮国籍の在日朝鮮人」と書いて( http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/daisanjuunidai )、これに対して「北朝鮮国籍の在日朝鮮人」なるものは存在しないという批判が舞い込んだことがあります。

 確かに日本は朝鮮民主主義人共和国=北朝鮮を承認しておらず、また外国人登録でも国籍欄には「韓国」か「朝鮮」だけがあって、「北朝鮮」はありません。 従って、日本では「北朝鮮国籍」は存在しないというのは、それなりの理屈が通っています。

 これは別の例で言えば、日本は台湾を国家承認していないので、中華民国=台湾国籍はない、だから民進党の蓮舫は台湾と日本の二重国籍ではなく日本の単一国籍である、との考え方と同じです。 少なくとも日本国内では通用する論理です。 蓮舫がなぜこの考え方を主張しなかったのか、疑問ですが‥‥。  

 なお在日朝鮮人で、北朝鮮のパスポートを持っている人は立派な北朝鮮国籍人です。 国籍認定の権限を有する北朝鮮政府が認めているのですから。 なお在日への北朝鮮パスポート発給業務は、朝鮮総連が行なっています。 従って北朝鮮国籍の在日は存在します。 ただし日本政府が北朝鮮国籍を認めておらず、そのパスポートを有効なものとして取り扱っていないということです。

韓国の小説の翻訳に挑戦(15)―イ・チャンウク2017/02/19

 韓国語勉強のための小説翻訳。 意味は分かっていても、日本語に訳すとなると、やはり難しいものです。 なかなか自然な日本語になりません。 これは日本語の勉強が足りないということでしょうねえ。

半分以上の春夫 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/hannbunnijyounoharuo.pdf

【これまでの小説の翻訳】

クォン・スンチャンと善良な人たち http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/kwonsunnchann.pdf

チョン・ソヒョン「昨日のこと」 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/sakujitsunokoto.pdf

チョ・ヘジン「‘もの’との決別」 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/monotonoketsubetsu.pdf

ソン・ボミ「散策」 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/sannsaku.pdf

キム・エラン「立冬」 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/rittou.pdf

ファン・ジョンウン「上流は猛禽類」 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/jyouryuuhamoukinnrui.pdf

クォン・ヨソン「伯母」 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/imo.pdf

申京淑「ある女」 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/aruonna.pdf

申京淑 「伝説」  http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/dennsetsu.pdf

申京叔「今私たちの横に誰がいるのでしょうか」 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/imawatashitachinoyokoni.pdf

孔枝泳 「真剣な男」 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/shinnkennnaotoko.pdf

孔枝泳「存在は涙を流す」 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/sonnzaihanamidawonagasu.pdf

殷熙耕 「私が暮していた家」 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/watashigakurashiteitaie.pdf

殷熙耕「他の雪片と非常によく似たたった一つの雪片」 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/tanosubete.pdf

「朝鮮人は朝鮮に帰れ」は革新系も言っていた2017/02/10

 20年以上も前の話ですが、地方公務員の労連(共産党系とされている)の役員さん、委員長とか言っていたのを記憶していますが、何か気に入らない人に向かって「朝鮮に帰れ」と叫んだことを思い出します。    私の目の前ではっきりとした口調で言っていました。 間違いありません。

 その時、「朝鮮人は朝鮮に帰れ」は左側の人も言うのだなあと思いました。

 その役員さんは、組合の関係で北朝鮮を訪問したことがあり、北朝鮮の理解しがたい状況を言っておられましたが、その体験からなのでしょうか、気に入らない人を朝鮮人とみなして「帰れ」と叫んでいたのでした。

 或いは昔、友好関係にあった朝鮮総連が、自分たちは祖国にいずれ帰ると主張していたことを覚えておられたのかも知れません。

 「朝鮮に帰れ」は、右側だけの専売特許ではありません。

【拙稿参照】

「朝鮮人は朝鮮に帰れ」考 http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/daijuunanadai

こんなメールが来ました   http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2014/03/12/7242809

風疹検査に反対した障害者解放運動2017/02/04

 風疹は妊娠中の女性が罹ると、障害を持つ子供が生まれる可能性がある病気です。だから女性は風疹の予防接種をすべきものです。 これについては、TBSで報道されていました。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170203-00000083-jnn-soci

「風疹」という病気、妊娠中の女性がかかると、赤ちゃんに影響が出る可能性がある怖い病気です。娘が両耳に障害を負って生まれた母親の思いを取材しました。           生まれつき耳が聞こえない女の子。母親には1つの後悔があります。           「自分が(予防接種を)受けてたらこうはなっていなかった。自分が後悔したからこそ知ってほしい」(母・長澤由樹さん)          母親のお手伝いをする長澤柚希ちゃん(3)。生まれつき、耳が聞こえません。原因は、母親が妊娠中にかかった風疹でした。風疹は発熱や発疹が出るウイルス性の感染症で、ほとんどの人にとっては治る病気です。ただ、妊娠中の女性が感染すると、赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が出るおそれがあるのです。          「検査台に乗るのが怖くて。もう不安が一番ですよね。80%の確率でおなかの中で死んでしまう。生まれてきても90%は障害者ですと」(長澤由樹さん)               風疹は、日本では2012年から翌年にかけて流行し、およそ1万7000人が感染しました。この時期に生まれた45人の赤ちゃんが心臓などに障害が出て、少なくとも7人が生後5か月を前に亡くなりました。2013年に生まれた柚希ちゃんは、両耳に障害を負いました。         「注射1本で防げるので、自分もすごく後悔したし、自分がつらい思いをさせる側にもなるから、うつしたってだけで、全員が予防接種を受けてほしい」(長澤由樹さん) 

 しかし数十年前の障害者解放運動では、この風疹予防接種は障害者を否定する考え方なのだから、予防接種をしてはいけないと主張していました。

http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2010/07/31/5260494

ある知り合いの女性が、結婚して妊娠した時、風疹の検査をしようとしました。 これを聞きつけた、障害者解放運動団体関係の人が    「その検査は子供が障害者かどうかを検査して、時には堕胎する(子供を殺す)こともある、だから障害者を差別するものだ、そんな検査をしてはいけない、障害者を産んだっていいじゃないですか」  と反対しました。

 今もそういう主張を維持しているのか知りませんが、障害者解放運動には違和感があります。

【拙稿参照】

障害者解放運動への疑問         http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2010/07/31/5260494

被差別正義               http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2010/08/06/5270853

同情は差別か              http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2010/08/13/5284066

尹東柱記事の間違い(聯合ニュース)2017/01/29

 今年は韓国を代表すると言われる詩人・尹東柱の生誕100周年で、各地で行事が行われるようです。日本でも尹のゆかりの地である同志社大学で記念行事が開かれるという記事が、韓国の聯合ニュースで出ました。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2017/01/26/0400000000AJP20170126003900882.HTML

【ソウル聯合ニュース】韓国で国民的な人気を誇る詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ、1917~45年)の生誕100年を記念する行事が来月11日、尹東柱が朝鮮半島から日本に留学した際に在学していた同志社大の今出川キャンパス(京都市)で開かれる。          行事は「映像でたどる尹東柱の100年」と銘打たれ、韓国・ソウルの尹東柱文学館が作製した映像を研究者の解説付きで鑑賞する。27歳で夭折(ようせつ)した詩人の繊細かつ生き生きとした詩や、その生きざまなどが紹介される。          当日は午後1時半から同キャンパス内にある尹東柱の詩碑の前で献花式が行われた後、記念行事が行われる。            尹東柱は同志社大に在学中、ハングルで詩をつくったとして治安維持法違反の疑いで逮捕され、45年2月16日に福岡刑務所で獄死した。

 この記事の中で、最後の一節にある 「ハングルで詩をつくったとして治安維持法違反の疑いで逮捕され」 という部分は間違いです。 彼の逮捕理由は朝鮮の独立を画策したというものであって、ハングルで詩を書いたことが理由になっていません。 

 このような間違いは、韓国だけでなく日本のマスコミも犯しています。

 尹東柱については以前に拙稿で論じておりますので、ご参照ください。

尹東柱記事の間違い(産経新聞)   http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2015/02/09/7568265

尹東柱記事の間違い(毎日新聞)   http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2015/02/15/7572811

『言葉のなかの日韓関係』(2)   http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2013/04/09/6772455

『言葉のなかの日韓関係』(3)   http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2013/04/11/6774088

『言葉のなかの日韓関係』(4)   http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2013/04/13/6775685

尹東柱は中国朝鮮族か韓国人か http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2016/04/21/8075000

水野・文『在日朝鮮人』(11)―尹東柱  http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2016/06/26/8118773

常軌を逸した判決―対馬仏像盗難事件2017/01/26

 韓国の裁判所が、対馬で盗難された仏像について、所有権が韓国の浮石寺にあるという非常識な判決を下しました。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170126-00000096-mai-int

 四年前の、盗んだ仏像は元に返さなくていいという非常識な判決に続くものです。 非常識が非常識を呼び、さらに暴走しています。 これを個人ではなく、法と正義を守るはずの裁判所がやることなのですかねえ。 こうなると、韓国の司法は、もはや常軌を逸しているとしか言い様がありません。

 韓国では、このような日本人の感情を逆撫でする事態が次々と起きています。 嫌韓の勢いがさらに加速することでしょう。

【拙稿参照】

韓国の非常識判決ー対馬の盗難仏像 http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2013/02/27/6732313

非常識がさらに非常識を呼ぶ―対馬仏像盗難事件 http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2013/03/12/6744868

学校で朝鮮語を禁止した理由2017/01/20

 公用語や標準語が母語でない場合、公用語・標準語を教える最も効率的というか最善の方法は、母語の使用を禁止することです。

 例えば、外国語を勉強するには日本語禁止の場所で暮らすのが最も近道です。 外国語学科のある大学では、研究室や教室内では日本語を禁止している話はよく聞きます。

 日本の各地にある朝鮮学校も、生徒たちは一旦校門を出れば日本語ばかりを使うのですが、学校内では日本語禁止です。 

 植民地時代の朝鮮では日本語が公用語でした。 それは戸籍や登記簿、許認可、役所(学校や警察等を含む)に届ける各種書類、役所からの通知、朝鮮人が経営する民間会社でも社内書類や帳簿、契約等々、すべて日本語です。 裁判でもすべて日本語を使い、日本語を知らない朝鮮人は通訳を雇っていました。 だから朝鮮人が日本語を知らないことは大きなハンディだったのです。 逆に日本語を知っていて、書類が読める朝鮮人は重宝されました。 出世も早くなります。

 当時の朝鮮で、学校の教師たちが朝鮮人の子供たちに必死に日本語を教えようとした理由が分かります。 これは、今の日本では来日したばかりの外国人の子供に日本語を教える姿と変わらないでしょう。

 これを考えると、植民地時代の朝鮮の学校で、朝鮮人の子供たちに公用語である日本語を教えようとして、母語である朝鮮語を禁止したというのは、それほど悪いというものではありません。

 しかし朝鮮人の親たちは、日本語を教える学校に子供を行かせたのが半分もいなかったのです。 朝鮮人には教育の義務がなかったのですから、学校に行かなくてもよかった時代です。 特に女の子の場合、女は家で家事と育児をやるだけでいいのだから学校に行かせる必要はないとして、90%の女子児童は学校に行きませんでした。

 在日一世の女性(今は80歳代以上です)のほとんどの方が、日本語の読み書きが出来ないのは、こういった理由があります。

【拙稿参照】

日本統治下朝鮮における教育論の矛盾   http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2007/02/01/1156247

植民地下の朝鮮で実施された選挙     http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2015/01/03/7530641

『現代韓国を学ぶ』(6)       http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2012/06/11/6476173

朝鮮語を勉強していた大正天皇      http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2011/09/24/6111974

「朝鮮語は禁止された」というビックリ投稿2017/01/15

 植民地時代の朝鮮では、朝鮮語は禁止されていなかったという歴史事実を否定しようとするコメント投稿がありました。 この世にこんな人がいるということで、参考になりました。 投稿は探し難いものなので、ここに掲示します。

http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2012/11/02/6621470

>素直に「朝鮮語は認められていた」「朝鮮語の禁止はなかった」と書けばいいものなのにねえ。 >「朝鮮語の使用禁止」はなかった事は初歩的な知識となっているのに、

↓これ、なーんだ? 植民地朝鮮の同化政策(途中)  http://blog.livedoor.jp/ekesete1/archives/46679624.html           ★植民地統治時代に朝鮮語が禁止された証拠   http://ameblo.jp/nidanosuke/entry-11507049214.html

管理人さんやこのサイトのコメント欄の人たちは韓国を批判しつつも在特会みたいな日本の極右連中のことも批判して「自分は右翼じゃない」アピールしてますけど、せめて上の記事のnidanosukeさんみたいに事実は事実として認めましょうよ。      さもないと結局のところは管理人さんやこのサイトのコメント欄の人たちも自分が右翼の変種だって自白してるも同然ですよ?

そもそもアイヌ語や沖縄の諸語が現在消滅寸前になってるって時点で日本が朝鮮語だけは保護していたと考えるのは不自然。     一体どういう動機があって日本は朝鮮語だけは保護してアイヌ語や沖縄の諸語は禁止したっていうんでしょうね?

八丈語? 世界2500言語、消滅危機 日本は8語対象、方言も独立言語 ユネスコ http://www.asahi.com/shimbun/nie/kiji/kiji/20090302.html UNESCO Atlas of the World's Languages in Danger  http://www.unesco.org/languages-atlas/

http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2012/11/02/6621470

 拙ブロク論考の表題は、『図録 植民地朝鮮を生きる 韓国・民族問題研究所所蔵資料から』という本からのものです。 その本には軍国主義真っ盛りの時期を扱った「第3章 総動員体制下の朝鮮人の生活」で、朝鮮人を「総動員」するために朝鮮語で書かれた資料が多数掲載されています。

 投稿者は朝鮮語が禁止されているとしているのに、資料では権力側が朝鮮語で総動員政策を啓蒙・推進したことになります。 これを矛盾と考えない人がいるということに、ビックリした次第。

 当時の朝鮮では公用語が日本語でしたから、公の場所では日本語のみになります。 学校や役所、裁判等々、当然すべて日本語です。 朝鮮語は排除されます。

 しかし一歩その場所から離れて日常の生活の場では、朝鮮人は朝鮮語を使っていました。 また権力はそれを禁止しませんでした。 朝鮮内では郵便局からハングル電報を送れたし、ラジオの第二放送からは朝鮮語の歌やパンソリが流れていました。そんな時代でしたから、戦争政策を朝鮮人に理解させようと朝鮮語で作成した啓蒙資料があるのです。

 これについては 拙論では  http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2012/06/11/6476173  で論じたことがあります。