全斗煥 元大統領 死去2021/11/23

今日、全斗煥元大統領が死去したというニュースが流れました。

 全斗煥大統領は今の韓国では余りに人気がなく、ほとんど最悪の大統領のように評されています。

 しかし全大統領が就任していた1980年代の韓国は、前の朴正煕大統領の経済政策を受け継いで、経済的には大きな発展を遂げた時代です。

 そしてまたオリンピックを誘致し、準備しました。  ソウルオリンピックは、それまでのモスクワとロスアンゼルスの二回の大会が東西冷戦下により半分しか参加しないというものになったことに対し、世界が参加する大会となりました。(不参加は北朝鮮とかキューバなど、ごくわずか)

 これは大成功といっていいものです。   全大統領はオリンピック開会式にはもう大統領ではなくなって出席しませんでしたが、オリンピックをやり遂げたのは全大統領の功績だと言っていいものです。

 こういったことを考えると、もっと高く評価していいと思うのですが、民主化運動への激しい弾圧等々で、韓国では評判悪いですねえ。

 全斗煥大統領に関して、拙ブログでは下記がありますので、笑読いただければ幸い。

【拙稿参照】

全斗煥政権がオリンピックを誘致し成功に導いた http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2018/02/08/8784411

全斗煥の功績     http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2018/02/13/8787078

コメント

_ 昔昔のお話 ― 2021/11/25 09:38

韓国のテレビドラマ第5共和国は面白かったですね。経済水準についての潤色もほとんどなく、というよりは軍隊の話ばかりなので民衆の生活は余り出てこない。3許の一人だったと思いますが、事実と異なるとして抗議したという話がありました。その抗議の内容は忘れましたが、全斗煥派に拘束された軍人達への拷問が事実とは異なるという抗議ではない、つまり拷問はあったということです。参謀総長を拘束して拷問したというのは驚きです。
日本でもまあ拷問はありましたでしょうが、しかし「さらに古い話」ですが、近藤勇が拘束された時官軍の谷干城が拷問しようとしたー勝海舟を巻き込んで罪を問いたかったらしいのでーしかし官軍の他の指導者はいくら何でも敵の将だった者を拷問するわけにはいかないと反対したので、谷も諦めた、というハナシがあります。敵の将に対する尊敬はあったわけでして。
3許の一人許文道氏は、昼は反日夜は親日という人でしたね。
あの当時はほとんどの韓国人はそうだったのではないでしょうか。
それとこのドラマで、兵にとって上官とは直属の上官のことであってその命令以外は聞かない!上官の上官の命令なんぞは知らねえ!まして軍と首都防衛隊などという流れが違うと大変にややこしい、ということは、私も古くても軍隊のことまでは知らないので、大変に面白かった。

_ 竹並 ― 2021/11/25 14:29

全斗煥(ぜんとかん)大統領については、中曾根総理と「カラオケ」やったという話を記憶していたので、「黄色いシャツ、カラオケ、中曾根、全斗煥」で検索したら、こんなの、出てきました。

> 2013/2/16 面白かった。(途中省略…)… また、これまた余談として、しかし中曾根という人の外交感覚は凄いと感嘆。 氏が韓国語を勉強して、韓国語で挨拶をしたとは知らなかった。 カラオケで、中曾根氏が韓国語で「黄色いシャツ」を、全大統領が「影を慕いて」を歌って抱き合ったのだそうだ。 外交舞台でのこのような「役者」としては氏の右に出る日本の政治家はいないと思う。
 https://bookpass.auone.jp/titles/LT000005820000278601/reviews?iid=LT000005820000278601&cs=&pos=1

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